メモnote

動揺して冷静では無い時じゃなく、
気持ちが落ち着いてから、忘れないようにメモ?な感じで残しておこうかな、と。


後悔や思い残しやあの時こうしていれば、
な気持ちはどんなにベストを尽くしたって滅多にゼロでは無いと思うわけよ。
残念な結果になった時はさ。

同じように動物と暮らしているブロ友さんもいるから本当はブログに書いた方がいいのかな?って思わない事も無いんだけど、
具体的に書いても、それぞれ症状も状況も違うから、無駄に怖がらせるのもな〜😓ってなる。


けど、うちにはまだむさしおるから、これからどんどん歳を取っていくからもし!また何かあった時の為に自分用のメモnote的に、ね。


私達のかかりつけの動物病院は1つあって、
昔からお世話になってる獣医の先生。
私もダンナ様も好きだし信用もしてる。
今も。
前に【あの先生に見てもらってダメな時は諦めつくよね】って2人で話してたぐらいだしね。


ただ今回、私はどーしても納得できない診断ですぐさまネットでできるだけ近くのできるだけ詳しく書いてある動物病院のホームページを探した。

やまとは初期症状は犬の特にダックスによくある【ヘルニア】だった。

コレも人の癌で言う『ステージ』があってそれによって治療法も後遺症も変わってくる。

人で言うギックリ腰みたいに急になるのが特徴で、進行具合も個体差がある。

私達は何となく様子がおかしい?ってなった本当にその日のすぐに病院に連れて行った。
ここは後悔は無い。
1日様子見て、とかしてたら後悔あっただろうけど、急に様子がおかしくなってすぐ連れて行ったのよ。

連れて行って病院でやっぱり『腰ですね、ゲージに閉じ込めて動かないようにしてね』って言われたけど、私的には割と軽く言われた感じがしたから、
『あぁ、またちょっと腰を痛めたのか』なぐらいで、しばらく通院かな?😓な感じ。

が、帰ってくるなり病院に連れて行く前より酷くなっていた。

後脚が両方とも麻痺して引きずっているのよ。
もう夜も遅かったし、とにかく『安静にしておけ』と言われたから一晩ゲージに入れて朝までまった。

朝になったら少しはよくなってるかな?って思ったけど、もっと酷くなってる気がした。

私はその日は仕事を休んでやまとを見る事にした。

病院が開くまでネットで調べまくった。
病院っていうのは【一般論】しか公開できない、ってセカンドオピニオンの先生が言っていた。
そりゃそーだろうなぁ、ってのは分かる。
だから個別に診断して治療法が変わってくるんだからね。

けどどの【一般論】を見ても

『ヘルニアは時間との勝負』って書いてる病院がほとんどだった。
私が自分で確認できる反応は試したけど、どう試しても【黒】にしか見えない。
ステージでいうなら、一晩で1番悪いステージまで駆け抜けてる!って感じたわ。

かかりつけの動物病院に電話で状態を言ったけど、すぐに来ても夕方来ても容態が変わるモンじゃないから、って言われてしまった。

ここまで急に一気に悪くなるとは思ってなかったから、夕方ダンナ様といつも通り2人で病院に行くつもりにしてたんだけど・・・。

なんだか嫌な感じがする!って思って、ネットで調べた1番近くの1番詳しく【一般論】を書いてあった病院に昼に電話した。

私、たぶんめっちゃ動揺してたはずなんだけど、出来るだけ落ち着こうとなるべく淡々と状態と自分でチェックした反応を伝えたわ。

この時点で【後悔】があるのは、
セカンドオピニオンを持ってなかったということ。
それが無かった為に、納得できてない事を納得する為に時間がかかってすぐさま別の病院に連れて行けなかった。

この時、もしセカンドオピニオンの重要性を認識していたら朝一に違う病院に連れて行けたのに、とは思う。

それで助かる、って保証は無いけど【時間との勝負】だったのならもうこの時点で【勝負】に負けてたわけだし・・・。


いきなり電話したにもかかわらず、
電話でも丁寧に答えてくれた。
そして、やはり【急いでください】と。

とりあえずかかりつけの先生に麻痺の反応を見てもらって、そこで手術ができないなら明日、予約の手術が25件入っているけど、一件ずらしてやまとの手術を入れてくれる、と。

ただし、明日しか無理だと。
先生の体を無理矢理空けれるのが明日しかないのと、やまとが後遺症が残らない確率がゼロにならないリミットが明日まで、って事だった。


ただね〜
この時、電話でやまとの年齢を伝えたら、
かーなーり!渋い感じだったわ(泣)
『一般論』では書けない情報ってやっぱりあって、ヘルニアになりやすい年齢ってあるらしくその中でもやまとの年齢の時には手術しても後遺症が残る可能性の方がかなり高いと言われたわ。
もっとはっきり言うなら、
『ゼロに近いです』と。

私の伝えた情報が正しければ、だけど。
だから早く病院でチェックしてもらって欲しい、と。

ステージが軽ければ軽いほど完治率が上がるのは人も動物も同じ。

私が自分でチェックした感じだと、1番悪いステージかよくてその下ぐらいのステージだったわ。

もちろん、私は医者じゃないからチェックの仕方が間違っていたり、甘い感じになってるとも自分で思ってたよ。

そして、もう一点。
人の病院でもそうだけど、CTとかMRIの精密検査は機械が高額過ぎて置いてある病院ってほとんどない。

だから、かかりつけの病院からの紹介状と予約がいるのよ。

もちろん費用も高額だけど、私らの負担はともかく、手術するにしても必ずMRIの画像はいる、と。

時間との勝負、って言われていてただでさえ動揺しているのに、いつものかかりつけの動物病院にまず、連れていって麻痺の反応を見てもらった。
先の尖ったハサミみたいなもので脚の指の間を挟むようにしてつねるのよ。

普通なら痛みで脚を引こうとしたり、怒って噛み付こうとしたり吠えたりする。

私、家でハサミじゃないけど爪立ててつねったりしてそれは試した。
私的には病院に連れて行く直前にも試したけど、

全く反応が無かった。
完全に麻痺している?って思ったよ。
イヤだし認めたくないけど。

なのにいつものかかりつけの先生は、
『明らかに反応があるでしょ!』って言われて・・・。

明らかって・・・。
そりゃ、そうであって欲しいよ。

自分では『黒』だって思ってたのに、
専門家に『白』だって言われたら、
『グレー』の希望が出てくるってモンやん?

でも、どう見ても『明らかに無い!』としか思えなかった。

私が判断に迷ってアレコレ聞いていると、
『白黒はっきり付けたいな、MRI撮るのが1番手っ取り早い』と。

そりゃそーなんだけど、
なんて言うか、この時の私的にはどんなに信用しているの先生でも、説明が足らなかったわ。

MRIには予約と紹介状が要るのはもう知っていたから、とりあえず予約をお願いしたわ。

ここでも【時間との勝負】と【一般論】で言われているのに、予約が取れたのが3日後だったわ。

やっぱり、やっぱり何か納得いかない!
ってめっちゃ思った。

【何かあってもこの先生に見てもらってダメなら諦めつく】
って思ってたけど、今回は違う、と。

1日やまとの様子を知らない、一緒に病院に行っていないダンナ様には別の病院のホームページのリンクをLINEしたり、逐一様子をLINEしていたんだけど、

ダンナ様は
『(いつものかかりつけの)先生がそう言うならまだ麻痺は進んでないんとちゃうか?』

っていつもの先生に任せよう、な感じではあったんだけど、私が何か納得していないのはわかったみたいで、


『お前は別のこの病院に見てもらいたいのか?』

って聞かれたから、

『うん。たぶん、めっちゃ大事な決断を連続してしているんだと思う。ホームページの先生の言う事が正しかったらたぶんやまとはこの日にMRIを撮っても治らない。納得できないままはイヤや。』

って正直に言ったら、

『ええで、ここに連れて行こう』

って言ってくれた。


明日、手術するにはMRIの画像が必要だと言われていたから、もうこの時点で手術は無理だとわかっていたけど、別の先生に改めて初診として見てもらいたかったのよ。

駐車場で待ってたんだけど途中で電話の先生が出てきて
『MRI撮れなかったんですか?😰』って言われたよ。
それだと手術できない、って感じで申し訳なさそうにしてたから、
それは承知の上で改めてこの子の現状を知りたい、と。
普通に初診として見て下さい、ってお話したわ。


後で知ったけど、電話の先生とこの駐車場まで来た先生は同じ人で、院長先生だったわ(笑)
忙しいのに本当にありがとう、って思ったよ。

順番来て、見てもらった。

どうか、いつもの先生が言ってるように『白(完全に麻痺していない)でありますように!』って思った。

でも、別の先生の診断は
『完全な黒(完全に麻痺している)』とのこと😨

ここの病院は何人も獣医さんがいるようで、
院長先生とは別にあと2人の獣医さんが見てくれたんだけど、3人とも私が自分で見て感じたまま、
『完全に黒』だと診断されてしまった。


この時点でやまとは1番悪いステージにいる事になったわけで。

やまとの年齢で1番悪いステージで手術しても、まず治らないと。

MRIは全身麻酔なので、そのリスクもある。

身体的精神的な負担と費用の負担はかなりデカイけど、先生の経験上の確率はほぼゼロ%だと。
それでも、ゼロじゃないから願いを込めて手術をしますか?

と聞かれた。

この時点で、すでにこの先生はかかりつけの病院が取れたMRIの予約より1日早い仮の予約を先生の伝手で押さえておいてくれたのよ。
もし私達が手術を望んだ時の場合に備えて。


手術や治療ってのは依頼が無いと出来ないからね。

やまとは特に進行が早くて、一気に麻痺してしまった。

ダンナ様とすぐに話合ったけど、
ここまで言われたら、無理して手術するのもどうか?ってなるわけよ。

残念だけど、とっても残念だけど、
後脚の麻痺は手術じゃ治らない、って腹が決まったのよ、私達は。

なら、もうリハビリや介護を含めたケアをしていこう、って2人で思った。

麻痺があっても犬用の車椅子とかあるからね。
リハビリしながらそれでも楽しく暮らしていこう!って。


先生には、もう負担ばかりが大きい手術はしない、とお伝えしたわ。

リハビリや介護にこれから重点を置きます、って。


 わかりました、と先生は改めてヘルニアの細かな事を図解で教えてくれて、
今、やまとがどういう状況のどのステージなのか、とか色々とお話してくれた。


この時に、初めてヘルニアからの合併症の話も。
普通は1箇所で止まる壊死が止まらず進行していって、麻痺が後脚だけじゃなく前脚、ひいては全身にいって、最後は呼吸器系にまでいくという。
発症する原因も有効な治療法もなく、ほぼ死に至るという。

5~ 10%のかなり低い確率で発症する事も。
この時点でやまとが合併症になっているのかどうかは、ここの病院ではわからなかった。
たぶん、ほとんどの病院でわかんないんやろな、と。

やまとが亡くなってから、改めてこの合併症の治療って本当に無いんやろか?ってことは私もダンナ様も個別にネットで調べたよ。


やっぱ有効な治療法って無いみたい。

初期症状なら、積極的に治療して完治している病院もわずかにあったけど、
あくまでステージが初期の頃だったから、
やまとみたいに進行が早い子はかなり確率低いんかな、今は。

京都の方に積極的に合併症の手術をしている病院があったんだけど、もしむさしが同じ病気になったら選択肢の1つにはなるんかな?とは思ったわ。


どちらの病院の先生にみてもらっても、
今となっては結果は同じだったとは思うわけよ。
合併症になっていたんだから、最後は助からない、と。

でも、なんだかうやむやのまま、納得できないまま、負担の大きい検査や治療をして結局は死んでしまった、よりははるかに立ち直りが違うやろな、と。


私達の今回の分かれ道は、

元々の先生の言うことをなんだか納得できないまま治療を受けるのか?
違う先生に見てもらうのか?

という事。

全身麻酔のMRIと手術を回復の見込みがないのに受けるべきなのか?
回復しないけどそれでも病巣をハッキリさせるのか?

という事。


大きな決断はたぶんこの2つ。


どっちを選んでも結果は同じだっだかもね。
けど、やっぱり命や生き方に関わる事はせめてその時だけでも納得しないと腹は決められないし、先にも進めない、ってのはリアルタイムで思ったよ。


それでも、あの時こうしていれば・・・、って思うのに。


ああ、あと!
動物保険のありがたみがめっちゃわかったよ!

動物保険も種類がたくさんあるからね。
めっちゃ勉強したわ!


確かに高額治療になるけど、
『お金が出せないから治療できない』って書き込みを割と見たわ。

私的にはえーーーー?!って思ったけどなぁ〜💧

もしそれがあなたの人間の子供でもそれを言うならある意味本物だけど、
確かに入って無いと全額実費だし、ローンとか無いけど、
決して払えない、手が届かない金額でも無いじゃない?
20〜30万ってさ。高いけどね!(>_<)

私ですら、リハビリにお金かかるなら自分のバイク売ろう!って思ったけどなぁ〜💧

そーゆー意味では、動物保険は大事やわ!





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